「歯科衛生士」と一言で言っても、その働くフィールドは様々です
たとえば一般歯科で働いていて「自分には合わない」と感じてしまったアナタ
そのまま歯科衛生士という仕事を捨てたらもったいない!
働く場所だけではなく
今までと違った業務内容にすると
歯科衛生士が天職になるかも!
でも自分の知らない業務ってよくわからなくて一歩がなかなか踏み出せない。
そんな迷える歯科衛生士さんに少しでも貢献できればと思い、様々な働き方をしている歯科衛生士さんにお話を聞きました!
ゆきちゃんプロフィール
現在50代
10年程のブランク(子育て)を経て一般歯科へ復帰。
その後 往診専門の歯科へ転職。
往診での歯科衛生士の業務内容
- 介護保険の認定利用者さん(お一人で外出困難な方)のところへ伺う
- 基本、歯科衛生士一人で行動
- 往診先までは自分で運転していく
- ご自宅や施設、病院など往診先はさまざま
- 口腔ケア、嚥下リハビリ(飲み込みの訓練等)を行う
往診歯科の1日
AM8時 出勤
AM8時30分 往診準備・車で出発
AM9時~PM12時 往診先でケア・訓練
PM12時 車中でお昼休憩
PM13時~PM17時 往診先でケア・訓練
PM17時30分 帰院 カルテを整理・片付け
PM18時 退社
往診の歯科衛生士 メリット・デメリット
メリット
仕事スタイル面
- 自分で往診スケジュールを調整できる
- 運転・休憩等、自分のペースで仕事ができる
- わりとゆったりとした働き方ができる
- 残業はほとんどなし
- 往診は9時~18時くらいの時間帯なので
勤務時間に無理がない。子育て中の人も働ける!
仕事内容面
- ご利用者さんの人生に寄り添い、最期までかかわれる
- 最期まで口から栄養を摂る重要性、喜びを感じられる
- 誤嚥性肺炎を防ぐ最前線(肺炎は日本人死亡原因3位)
- 口腔内細菌から広がる全身の病気の予防ができる
- 自分が行ったケア・訓練でご利用者さんの状態が
どんどん良い方向へ改善していくのを間近でみれる - 責任も大きいが非常にやりがいがある
「誤嚥性肺炎」は、食べ物や唾液が肺に入った時(誤嚥)に、それを外に出すことができず細菌が繁殖して炎症を起こすことで起こります。誤嚥性肺炎が肺炎全体に占める割合は加齢とともに増加し、75歳以上の肺炎の実に80%以上が誤嚥性肺炎とされています。十分な注意が必要です。https://serai.jp/health/304661より引用
デメリット
- 一般歯科より「死」が身近にあること
- 運転免許が必要(歯科医院によっては必要ないかも)
- 冬道の運転が怖い(雪国限定)
- 自分の代わりがいない・休めない(体調管理等プレッシャーがある)
往診の歯科衛生士への転職のすすめ
超高齢社会といわれる現在の日本で、寝たきりの高齢者や介護が必要な人が増加しています。
そんな中、口腔ケアの必要性が昔に比べて重要視されてきています。
特に誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアと嚥下訓練が必須です。それができる歯科衛生士の需要は今後も伸びることは間違いないでしょう。
往診している歯科医院へ転職しよう
今回の記事で往診の歯科衛生士業務に興味を持った方はぜひ転職を検討してみては!?
↑今ならお祝い金がもらえます↑
↑豊富な求人情報掲載中↑